おはようございます。
本日も、令和2年度版「図画工作」教師用指導書に入っている掛図(大判掲示資料)をご紹介。
「試してみよう!ひらめきの術」は、表したいことやつくりたいものを思いつけないときに、まずは手と体を動かしてみましょう、ということで、いくつかの具体的な方法を紹介している資料です。
取材をしていても、学年が上がるたびに、表したいことを見つけることに苦労する子どもたちが増えている、というお話をよく聞きます。
理由はいろいろあると思いますが、腕を組んで考えるだけではなくて、手や体を動かしているうちに、「いいかも」と思えることは実は結構多いと思うのです。
「ひらめき」は「直感」のことですが「直観」でもあると思います。それは、頭の中だけで起こるのではなく、体全体をセンサーとして外界に向き合うからこ起こることそだと、私は思っています。
図画工作での「表したいことを見つける」というのは、学習内容的には文字通りのねらいになりますが、「なぜ、表したいことを見つけることが学習として大切なのか」と尋ねられたら、私は、「体全体をセンサーにして直感/直観する力を磨くため」と答えたいなと思っています。
特定の題材での学習というよりは、常に図工室や教室に掲示していただいて、まずはやってみようかな、という心構えを子どもたちがもてるようにしてあげるとよいと思います。
ぜひご活用ください。
ill:やまねりょうこ(ゆかい)
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