カテゴリ:作品



第四十七回 図工室から見た風景
コラム · 2024/05/01
素敵なナイフを使って、自分で削った鉛筆。それは特別な用具となり、子どもたちのかきたい思いを高めていきます。 用具「クジラナイフ」の鑑賞から始まり、削る手ごたえを感じながら徐々に巧みになっていく。 そして生まれた自分だけの鉛筆で、子どもたちは自由に絵に表しました。Kさんは、鉛筆で表す中にたくさんの色を見いだし、図工室から見た風景を表します。

第四十六回 えのぐとなかよし
コラム · 2024/04/01
今回は2年生の子どもたちが初めての絵の具を使って、自分の色をつくったりかいていく「えのぐとなかよし」の時間です。 皆がたくさんの紙に試していく中、Sさんは、一枚の紙に何度も色を塗り重ねていきました。 幾重にも重なった色を見ながら、Sさんはどんなことを感じたのでしょうか。

第四十五回 命の花
コラム · 2024/03/01
6年生最後にみんなで取り組む「感じて考えて」。これまで経験したことを生かして、手と心を働かせて表現します。 鮮やかで美しいこの作品。Hさんは最初からこのように表したかったわけではありません。絵の具を使って、まさに自分の心が動くことを一つひとつ試しながらここにたどり着いたのです。

第四十四回 夕日でてらされているふじ山
コラム · 2024/02/01
2年生の活動「お日さまとわたし」で生まれたYさんの作品。 最後につくってくれたYさんの物語にやさしさを感じます。 自分の好きなお日さまを思い浮かべながら表す中で、どのように思いが広がったのか、寄り添うようにご覧ください。

第四十三回 ひかりのとう
コラム · 2024/01/01
2024年最初のレポートは3年生「クモさんの工作」です。 まずは手芸用の細い針金の形を自由に変えていきます。 そこに接着剤でクモの糸のように透明な線を張り巡らせていきながら、身辺材なども組み合わせていく中で、イメージが少しずつ具体的なものとして現れてきます。

第四十二回 台風の目
コラム · 2023/12/01
今回は3年生で行った、コマドリアニメの授業の様子です。  いろいろな動きを試し、新しい動きを発見する。その中で思い付いたことをまた試す……。そんなことを繰り返しながらみんな楽しそうに活動していきます。 Cさんもたくさんの「試し」の末にこの作品にたどり着きました。 どのタイミングで、どんな動きがCさんのイメージを触発したのかは分かりませんが、ここにはCさんの思い、願いが実現されています。

第四十一回 森の温かな光
コラム · 2023/11/01
教科書の「すてきな明かり」を基にした6年生の実践「ぬくもりの明かり」で生まれた「森の温かな光」。 Aさんは画用紙でできる形をいろいろと試しながらこの形にたどり着きました。  この明かりを枕元に置いて、Aさんはどのような夢を見るのでしょうか

第四十回 星が照らした月の時計
コラム · 2023/10/01
薄い板を切ったり重ねたりしながら表す「でこぼこの絵」。 6年生のKさんの作品「星が照らした月の時計」です。 ゆっくりと、少しずつ板を並べ替えたり、色をつけたりしながら、そして変化した板の並びや色から触発されながら、Kさんは表現を深めていきました。 活動の最初からこのタイトル、主題があったわけではありません。おぼろげな「空」のイメージから、ここにたどり着いた、そんな感じがします。

第三十九回 未知の世界
コラム · 2023/09/01
布の感触を味わいながら思い付いたことを表していく「これでえがくと」。 Tさんははじめ、少しずつ、丁寧に布を画面上にちりばめていきました。しかし次の時間は打って変わって大体な筆遣いで表現していきます。 自分自身でも予想していなかった、まさに「未知の世界」がそこに広がっていきます。

第三十八回 1日の静けさ
コラム · 2023/08/01
別の題材でつくったたくさんの緑色を大切に使いながら、Yさんは自分の心をじっくりと見つめて表現しました。 緑が好き、静かなところが好きと語るYさんの作品にはどこかしっとりとした雰囲気が漂っているように感じます。

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